日曜日, 7月 04, 2010

引っ越しました(2ヵ月くらい前に)

僕は引っ越しが好きで、暇さえあれば誰かの引っ越しを手伝いたい。片付けをしながら思い出話をしたり、いらないものをもらったり、何より生活が変わる時の希望みたいなものに触れたい。4年前にも同じようなことを言ってる。今回は引っ越しの時に荷造りするのをストリーミングしたりした。次はまた2年後くらいに。

新住所は台東区で、新御徒町が最寄り駅なんだけど、15分くらい歩く気があれば、秋葉原(日比谷線、山手線、総武線、京浜東北線、つくばエクスプレス)、末広町(銀座線)、仲御徒町/上野御徒町/上野広小路/御徒町(日比谷線、大江戸線、銀座線、京浜東北線、山手線)、蔵前(大江戸線、浅草線)、浅草橋(総武線、浅草線)も使えるので色んなところへ乗り換えなしで行けてとても便利。

本当はやっぱり中目黒とか渋谷に住んで、折り畳み自転車で小さい犬の散歩をしながら友人のカフェでアイディアを練るみたいな生活が良かったと思う。先日うっかり中目黒駅で待ち合わせしたら、香水の匂いが次々と替わりながらずっといい匂いがしていた。

前に住んでいたのは東横線の多摩川駅で、住所は田園調布だった。田園調布、というと大抵の人からは「いいとこですね」「お金持ちですね」みたいな反応が返ってくる。が、僕が住んでたのは丸子橋のすぐ近く、中原街道沿いで割と車の音がうるさいところだった。お金持ちっぽい人達は坂を登ったところに住んでるらしい。お店とかもあまりなく、若い人が遊んだりするところもないので、刺激はなかったけど、それが僕にはちょうど良かったし、自転車があればもっと良かったと思う。温泉もあった。引っ越して家賃も上がってしまったけど、通勤時間が短くなったりリラックス効果が高まったので、その分働いたり勉強したりする余裕ができた。以前の環境にいくらか足せば同じような効果を得られるかというとそうではないので、お金と時間の配分についてはよく考える必要がある。

で、自転車なんだけど、仲御徒町に欲しかったピストを売ってるお店があったので予約してきた。届いたら自転車で通勤したい。そうすると終電を気にしなくてもよく、昼休みに洗濯物を取り入れに帰ったりすることもできる。働き方が変わる。明確な答えのない仕事において高いインセンティブとなるのは自由な時間だそうだ。会社の机に縛られて四六時中マウスをちょっと動かしたりしてる必要はない。裁量労働制だし、会社の人も別にうるさく言わないのだけど、何となくの空気みたいなものに押されて早く出社してるのに遅い人に合わせて遅く帰る日々が続いている。誰かが悪意を持ってそういう事態になってる訳でもないのだけど。

今年は色々と外向けの活動ができそう。学生時代に「こ、こいつ…(目立ちやがって!)」と思ってた人達もどっちかと言えば仲間側になってきたし、ポジティブに自分への刺激にできるようになった。続けるということはそういうことなのだろう。