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日曜日, 9月 16, 2012

Designing Tumblr

Tumblr解説本、Designing Tumblrを献本していただきました。ありがとうございます。僕が関わったKAKATO梅川良満さんのTumblrも紹介してもらってます。あとthirozumiさんのページで投稿されてるのが僕のTEE PARTYの商品です。

で、KAKATOで使ったURLをランダマイズするスクリプトの掲載部分が中途半端だったので、補足しておきます。urls配列に入れたURLをダウンロードボタンとして使っているa要素(id="downloadURL")にセットするところ。

var urls = ["ダウンロードURL1","ダウンロードURL2","ダウンロードURL3"];
var a = document.getElementById("downloadURL");
a.href = urls[Math.floor(Math.random() * urls.length)];

アップロード先のサーバが混雑してたり落ちてたらURLだけ分散しても意味ないので、実際にこのような目的で使う場合はアップロード先も分散しておいた方がよいと思います。

本当は技術的なレビューとか面白いTumblrのセレクションで参加する予定だったのですが忙し過ぎで何一つできなかったので、代わりにと言うか何と言うか、せっかくなので書籍を参考にTumblrのテーマを作ろうかと思います。

今まではCustomizeのEdit HTMLで編集してた(もしくはローカルのHTMLからコピー&ペースト)んだけどストレス溜まるので、ローカルで開発環境を整えたい。

書籍にはfumblrが紹介されてたんだけど、環境の問題かすんなり動かなかったので深追いせずにThimbleを使うことにした。PHP製なのでXAMPPとかですぐ動かせる。どっちも微妙に古くて新しいタグに対応してなさそう。仕組みとしてはテンプレートタグをパースしてるだけっぽいので、自分で拡張すればよいかも。とりあえずforkしておいた。

月曜日, 7月 20, 2009

hysyskとかmrrychとかいい加減にしよう

myfye.net
丸尾君の新作。おんぶにだっこのだっこ担当(クライアントサイド)。おんぶ担当(サーバーサイド/normal version)はnajimi.jpのyamakk。

撮った写真がカメラからそのままネットにアップロードされ、撮影の間隔が12秒以内の場合、指定された濃度で自動的に乗算合成されて一枚になります。

このような仕組みが、どう撮るものに影響してくるのか楽しみです。

HTMLからSWFに値を渡す方法、スライダーなどのユーザーインターフェース、ビットマップの操作など色々勉強になりました。

最近読み始めた「ActionScript 3.0デザインパターン」の内容を習得できればもっと綺麗に書き直せそうです。
Foundation Actionscript 3.0 Image Effect」も買ったので今後のバージョンアップに活かせそうです。

土曜日, 3月 07, 2009

steering behaviorのメモ

seekがターゲットに向かう動き、fleeがターゲットから遠ざかる動き。まずこれを押さえる。
ここからflockするために、cohesion、separation、alignmentを加えるんだけど、

cohesionは仲間の平均の位置をseekすることで、separationは近づき過ぎた仲間からfleeすること、alignmentは仲間の平均の速度に合わせること。

基本はAdvanced ActionScript 3.0 Animationで勉強した。
最近また新しいサンプルが増えたnature of codeもよくわかる。
どちらも大元にあるのはcraig reynolds。
Steering Behaviors For Autonomous Characters

nature of codeは夏に本が出るらしい。
Nature of Code Book at daniel shiffman

早速メーリングリスト登録した。

土曜日, 9月 15, 2007

20070914

久しぶりにprocessingで作業してた。XMLを解析してグラフィックに。まだ途中なので公開しないけど、いずれ。

ちょっとjavascriptに行ってる間(やっと「初めてのJavascript」終わった)に、色々動きがあったようだ。
個人的に興味深いのが徳井さん。

Music 2.* Lab

タイミングのためにスレッドのとこきっちりやったり、processingのライブラリを使わないでjavaで実装したりできるあたり、さすが。本当に音系のプログラミング(で、ちょっと今までにないものを作ろうという志向)の話題はほとんどないので心強い。

ほとんどないっていうか、あったらあったでド変態。

Xヶ所村: オシロスコープに猫を

最高過ぎる。

で、processing本もまた出てます。開発者のben flyとcasey reasが書いたもの。

Books \ Processing 1.0 (BETA)

サンプルも落とせます。ちょっと動かしただけだけどオプアートっぽいのからゲームから物理シミュレーション(昔のsodaplayのソースコードもある!)から、グラフィック的にも洗練されてて、かなりいいんじゃないかなー。まずグラフィックとかから入って、それがどういう規則で作られてるかってのを、ちゃんと興味持って勉強できる気がする。ソースコードちょっと変えるだけでも面白そうなもの作れると思うし。こんなのとか。本当にパラメータちょっと変えてアニメーションにして適当にキャプチャしただけ。


max/msp night schoolとかもあるんだよねー。
2007 CNMAT MaxMSP Night School, taught by Ali Momeni | Ali Momeni

ここに来て宿題どっさりって感じだ。

水曜日, 7月 11, 2007

20070710

バイト先でweb作業。ブラウザ毎の解釈の違いだとか、右から左に読む言語の存在だとか。

昼食は隣のファミレス。初めて見るソファの座り方をしてる若者が多くて、客層が最悪なんだけど、一緒に食べてる会社の人達はそれなりに偉い人達なので話が面白い。中国に行ってた人の話が面白くって、向こうでの日本企業の受け取られ方とか、国の仕組みとか。

丁度インターコミュニケーションで藤幡さんの文章にあったんだけど、マクドナルドは麦当労、って感じで外来語を当て字にしなきゃならないから大変。っていう話とか。外国の有名人はいつの間にか何となく字が決まるそうなんだけど、普通の人の場合に困るらしい。

常識が違う。

レーモン・クノー『文体練習』
1つの出来事を文体を変えて99パターン。
リミックスてのは容易に連想できる。でも別にどれがオリジナルとも言われてない。
発話の主体も変わるので、現象の切り取り方も違っている。アルファベットと図形で表したやつがかっこいい。話を把握してしまえば、多少分かりにくくても補完できる、というか無理矢理そっちの方に解釈しようとしてしまう。そうじゃないと擬音だけmixとか短歌mixとか無理。

前に受けた吉岡先生の授業で面白かったのは、よく駅に「痴漢は犯罪です」っていう貼紙があるけど、あれが大阪では「チカン、あかん」になってて、「しょうがないやつやなー」というニュアンスが伝わる、という話。関西の文化圏じゃないとわからないかもしれないけど。あとこれは吉岡先生の言い方じゃないとわからないかもしれない。同じようだけど微妙に違うことってのはあって、決定的な違いだったりもする。

もう~はサイン波としか思えない。くらいになれば良い。

月曜日, 7月 09, 2007

20070708

「sync」読み終わった。同期現象には知性や生命の本能とかいうものは関係なく、「数学と物理の法則」だと。けれども人がそれに惹かれるのは何故か。

ネットワークの話とかも、面白かったのは「構造は常に機能に影響を及ぼす」とかそういう話で、最近よく考えてたことでは、色んな議論だの論争を一発で解決するアーキテクチャってのが、やっぱりあるんじゃないかということ。解決って言葉は適切じゃないかもしれないけど、「皆がお互いを思いやって行動しましょう」とか「ちゃんとやろうぜー」とかいう結論に行き着いて何にも変わらない毎日を過ごしているとそんな風に思う。研究室にソファなくしたら仮眠しなくなったよ。バイト始めたら時間の使い方が変わったよ。

良いとか悪いとかじゃなくて、単に変わった。

インターコミュニケーション60号で読んだ藤崎さんの文章、「冗長美とは何か?」がwebでアップデートされてた。
ココカラハジマル : 冗長美論・前編
ココカラハジマル : 冗長美論・後編

受験みたいに高得点の人から順にうまくやっていける訳じゃないんだよねー。だからって何もしなくていい訳じゃないし、無駄なことこそ最高とかそういうんじゃない。こないだのゼミで、前林さんが中学生の時にラジカセでレッド・ツェッペリンの曲をかけながら日の出とともに自転車で坂道を駆け下りた話とかしてくれた。何なのかわかんないけど、とにかく今のルーティンを打ち破りたくて、何かしようとする。けど、なかなか外の思考ってできないっていう。すげーよくわかった。本当にそういう時に自分が思いつくことのしょぼさにはうんざりする。ボランティアしようかなとか?けどふっと外見ると子供、真っ黒、プール帰りの、みたいな。とかなってアイス食いたくなったりする訳。そういうジャンプの方がリアリティある。そうやって就職も決まるといい。弱いつながりの強さ。

土曜日, 7月 07, 2007

note20070707

Max/MSP
ubumenuでQuickTimeMovieファイルだけを表示したい場合はInspectorでFiltered TypesにMooVと書く。

css
共通スタイル、各ページ毎のスタイルでファイルを分ける。
共通のとこで全称セレクタ使ってmarginとpaddingを0にしておくと便利。

html
見出し要素は順番を守る。文字の大きさではなく、構造。
定義リストが便利。会社概要とかはこれで書く。

javascript
MDC
メインページ - MDC
brazilさんに教えてもらったbookmarkletのわかりやすい解説
Bookmarklets - Browser Power

misc
Arkitip™ | Intelligence
複数の色んな肩書きの人達が記事や写真をアップしてる。サイトが綺麗。
Magazineのissue0032でexpelimental jetset特集。高かったけど良かった。

プロサッカー選手はスルーパスを受ける時、観客の目線が自分の目線のように感じられて、動くべき場所とタイミングがわかるらしい。

ふんわり何とかが食べたい。

金曜日, 7月 06, 2007

Processing:Creative Coding and Computational Art

気づけば前に言ってたProcessingの本が出てますね。アマゾンで買うと6,180円とちょっと高い感じですが。一部サンプルがダウンロードできます。オブジェクト指向プログラミングについてのチャプターもあって、家のグラフィックを作って説明してる。そっから3Dで複数の鳥をアニメーションさせるとかいうとこまでいく。3Dの話題も結構取り扱われてるので、勉強になるかも。サンプルだけで僕はお腹いっぱい。

ちなみに開発者であるCaseyとFryのやつは9月30日。

日曜日, 7月 01, 2007

20070630

エントリー終了。パンチドランカー症候群で気が抜けてる。別にそんなに頑張った訳でもないけど。
もう積極的な就職活動はしない。あとはできる限り好きなことやって、声かけてもらってるとこに行く。

バイトも楽しい。25分で行けた。学力低下は社会人でも危機的状況らしい。引き算ができないとか...。勉強、今になって大好きだ。偏ってるけど。

茂木健一郎/江村哲二の「音楽を考える」を読んでいる。
ケージのチャンスオペレーションの話にすげー納得した。

「彼のやり方がインチキかというと、そうではありません。サイコロや八卦はポーズに過ぎないわけです。最初から彼の頭の中には自分の音楽が響いているのですが、それをどういう規則でやればいいのか、彼はわからない。音楽理論化のしようもないから、偶然性の音楽として、サイコロを振って音楽を作ったと言っているのです。」

「好きなように」っても何も思い浮かばないし、型にはまったものは嫌だし、型にはまらないのも気持ち悪いし、それはそれでジャンルだよなーとか思ったり。で、何もやんなかったんだけど、最近はちょっと考え方変わって、しょぼくてもやれることをやってく。でもちゃんとしょぼさに落ち込むことは忘れない。

木曜日, 6月 21, 2007

20070620

読書順調。前日アルバイトの帰りに舞城王太郎の「みんな元気。」文庫が出てたので買う。舞城が好きなのは深刻な時に人間は変なこと考えるってとこがちゃんと書かれてるから。

身近な人が突然死んだとして、勿論悲しいんだけど、それより「今日の分は作り置きがあるけど、明日から誰が御飯作るんだろう」とかそう言うことを思ってしまう。別にその人を御飯作りマシーンと思ってた訳じゃないし、他に思うべきことはありそうなものだけど。で、その言葉はどういう心の動きから生まれて来たのかわかんないくらい複雑な感情を経たものではあるはずなんだけど、もしその言葉だけをいきなしその場で口にしたら「何言ってんの」という話になる。けどそういう気持ちは確実に存在するし、「ここでこういうこと言うべきじゃない」ということも勿論考える。それは多分、他人は自分の心に起こった感情と言葉の飛躍はカウントしないで表面の意味しか受け取ってくれないと思ってるからだろう。何か舞城はその辺の気持ちとか気分の移り変わりの瞬間を丁寧に抽象化してる気がする。

対人関係で一番難しいのは、その言葉が実際に指し示しているところが違うにも関わらず、字面が一緒であったりしてしまうために誤解が起こってしまうこと。ある言葉に対して思い浮かべるイメージは人それぞれで、ディティールを詰めていけばいくほど違ってるはず。にも関わらず自分が納得できる言葉が納得できる文脈で使われてないと理解しない、あるいは自分が考えているイメージに引っ張られすぎちゃう人ってのが居て、困ったものだよなぁと思う。その人が、というよりは言葉っていう仕組みそのものが。

jamesがちょっと前に水着の女の子が載ってる漫画雑誌が転がってるのを見かけて「Pornography, everywhere...」とため息をついてたのが印象的で、やっぱ水着だったらセーフ、脱いでたらアウト、とかそういう単純な話じゃないんだよなーと改めて思ったりした。

で、そんなことを考えたりしながら録音室で作業しようと思って事務に鍵を借りに行くんだけど、リストに載ってない人は駄目、って言われる。推測するにそのリストは録音室使用説明ワークショップに参加したか否かなので、僕はそれ既に受けてるから大丈夫だと思う、と言い、事実過去のリストには僕の名前が記載されてる。過去のものが有効かどうかはわかんないから確認してもらますか、と言われ、無効だったら過去のものは捨ててしまえばいいはずで(というかややこしいから捨てるべき)、何でそれがそこにあるか考えれば答えは出そうなものだし、あなたが確認するのが筋じゃないですか(リストにない人はどうすればいいのかとか知っといた方が今後のためにもなるんじゃないですか)、とか思ったんだけどそれらを説明すると人間としての生き方とかを色々言わなきゃならなくなって面倒だし分不相応だったのと、何かしら向こうにも事情(たまたま体調が優れなくて気分が悪かったとかでもいい)があったりするかもしれないから引き下がった。

とは言え、僕が録音室を借りるのは就職に向けて納得いく音楽を作るためで、今の忙しさを考えれば早いとこ作業にとりかかれないとまずいのだ。締め切りに間に合わなくて就職できなくて負い目を感じながらその後の人生を過ごし、何かのタイミングで今日のことを思い出して、許せない気持ちになるのか笑い飛ばせるのかは知らないけど、「鍵貸して下さい」にそれだけの情報を詰め込めないし、そういう事情を説明してもいられないし、相手にそこまで汲み取れというのも無理。困ったなぁ、と。

「残念ながら、ヒトの知性はこの種の問題を解くのが苦手である。ヒトは、中央集権制をはじめ、一連の明快な命令、因果関係のようなわかりやすい思考法に慣れ切っている。ところが、大規模な相互作用系では、各構成要素が最終的に影響を及ぼすため、標準的な思考法では歯が立たない。単純な図式や言葉に頼った議論など、あまりに説得力がなさすぎるのであり、あまりに近視眼的なのだ。」
— スティーヴン・ストロガッツ「SYNC」

そういうことをグチグチ思ってるかと思えば、スッと切り替えてさっきまで考えてたことなんてなかったみたいにプログラミングとかできちゃうから便利だなぁと思う。

三輪先生と面談。次のステップが見えた。

月曜日, 6月 18, 2007

20070619

tumblrとかffffound!の反動か文章ばっかり読んでる。黒井千次「石の話」。ものに象徴的な意味を与えたり、そのもののたたずまいに心情を投影させるのがうまい。細かい描写が丁寧。スーパーの袋に入った乾電池の重さ、とかがリアルに感じられる。「夜と光」は深夜ラジオを聴いてる人達が次々に行動を起こしてく話なんだけど、ちょうどその日蛍を見に行ってて、同期についてぼんやり思いを巡らせていたところだった。そんで気になってたスティーヴン・ストロガッツの「SYNC」を図書館で借りる。

ハンス・アビングの「金と芸術ーなぜアーティストは貧乏なのか?」の輪講。政府の助成金などは芸術家に「作品を売る」という気持ちをなくさせ、またステータスも与えるのでそれを欲しがる新規参入の芸術家が増え、結果数が増えすぎて供給過剰が起こり全体の取り分が減る、とか結局助成金も生活費よりかは制作費にまわるので慢性的に貧困であるとか。

芸術家においてはプロとアマの線引きがよくわからない、というのが(経済学的に解釈する場合の)問題としてあった。確かにスポーツだとプロ契約してるかどうか、というのが明確な基準だけど、アートの場合、どっかと何かしらの契約を結んでいるからとか、作品売って食ってるからといって、必ずしもその人を「プロの芸術家」もしくは「本物」という言い方をするとは限らない。

前回の内容とも関わるんだけど、やはり芸術に関して間違った情報や神話が蔓延していて、いつ諦めたらいいのかがわからないとか、難しいなと思う。「好きを仕事にする」とかでも問題だと思うんだけど、信じていればいつか報われる、と思ってずっと過ごしてる人もいるだろう。面白いのは、何故この神話が間違っているか、というのは、そういうことが起きないからではなく、稀に起こるからという意見。

思い起こせばサッカーを小学校4年で始めて、6年になる頃には何となく自分の才能の限界みたいなものに気づいてた。それはちゃんと情報が与えられてたから。選抜システムもあったし、もっともっと強いチームと対戦したこともあった。

じゃあアートはどうかというと、コンペを否定し、「売れること」を笑い飛ばし、自分がジャッジされることを徹底的に先延ばしにすることができる。芸術に奉仕することが一番だと考える。これを内的報酬と呼ぶ。芸術家は金銭や名誉などの外的報酬よりも内的報酬を優先しているから(金銭的には)貧乏であるというテーゼに行き着く。つまりは自己満足。自己満足してるからお金はいらない、という人が多い。何でそんなことができるかというと、副業してるとか、家がお金持ちだとか。内的報酬と外的報酬っていう考え方は結構シンプルで目から鱗。

経済学的な観点から言えば、ある職業がずっと儲かってたり貧困だったりというのが続くのはあり得ないそうだ。アートでは食ってけないと皆が思えば、芸術家を目指す人は少なくなり、需要と供給のバランスがとれ、次第に芸術家は好況に向かう、と。でもそんなことが未だかつて起こってないことも作者は知っている。

という訳でかなり複雑なんだけど、経済学からアートを眺めてみるのも面白い。日本と海外での状況の違いもあるし。終わった頃にもっかいまとめるつもり。

友達に信濃川日出雄のfineって漫画読ませてもらって、面白かったけど落ち込んだ。救いがあるように思える結末だけど、実際の場合どうなんだろ。結局神話を強化する形。アビング本の方がまだ救いがあるのかな。すっきり諦められる方がいい気もする。何かもっと、ないのかな。今の人間のあり方って。

日曜日, 4月 01, 2007

designing interface

デザイニング・インターフェース —パターンによる実践的インタラクションデザイン

任天堂の岩田社長曰く、「生活に必要なものなら、説明書を読んで皆使おうとするけど、ゲームは娯楽だから、説明書を隅々まで読んで理解しようとはしてくれない。だから説明書を読まなくても遊べるようにデザインしなければならない。それができるっていうのは、実はすごいことなんですよね。」と。実際任天堂のあるゲームを中古で買ったら説明書がついてこなかったんだけど、はじめにチュートリアルというか、練習ステージがあって、必要な操作はそこで覚えられるようになってる。「修行」的なニュアンスでゲームのお話の中に取り込んであって、作業感を減らす工夫もしてある。中古で買う層を意識してこのステージがあるのでは思いたくなるような気の利きよう。やはりデザインに必要なのは人の行動をよく観察することだ。この本では非常に多くのパターンが網羅されていて、僕はそういうカテゴライズとかジャーゴンが結構好きなので(悪い癖)、興味深く読んでいる。ipodパターンは「1ウィンドウでのドリルダウン(one-window drilldown)」と言うそうだ。

インターフェースデザイン、という言葉はよく耳にする(もう先端分野では下火かも)が、単に表面のかっこよさとかアフォーダンスがどうとかだけでなく、シーケンスのデザインの重要性を考えさせられる。まず人は最初にどこを見て、何をするか、それに対してどのような選択肢を用意し、答えを返すのか。デザイナーが「これがいい」と思うものだけでなく、慣用的に使われているもの、異なる文化背景、異なる身体を考慮しなければならない。ビジュアルによるスケッチが時には考えが限定されてしまう可能性だってある。抽象的に考えられる力、分類する力を鍛えなければならない。

すごいことをするようになればなるほど普通になる、とはよく言われることだが、最近はそういう普通のすごいことに興味を持つようになった。今回結構悩みながらやっとprocessingでdrag & dropのデータ入れ替えに成功した。気づいてみれば簡単なことなんだけど、元々プログラミングの素養がない僕にとっては難しかった。かっこいいグラフィックや面白い動きをするコードはよくwebで公開されてるんだけど、こういう渋いやつはない。体験的には「普通」だし。dragで移す途中に半透明のデータを表示させるのもわざわざコーディングしたんだもんね。そう考えるとosとかってすげーなと。身の回りのものが全部誰かしらの手が加わってできているということを考えた時に感じるクラクラ感と同じ。多分、今のコードはアルゴリズム的に問題あったりするんだろうけど、例えばdrag & dropのもっと面白いエフェクトを試すとか、効果的なインタラクションを考えるラピッドプロトタイピングとか、使いようはあると思う。興味ある方どうぞ。

dragndrop

月曜日, 3月 19, 2007

altitude

ALTITUDE – Contemporary Swiss Graphic Design
スイスのデザインブック。印刷とかwebとかのジャンルではなくGoing PublicとかExperimental Systemsとかテーマに分けて紹介してある。個人的に興味深かったのはExperimental Systemsなんだけど、Rafael KochとかJürg Lehniとかが評価されてるのは、それ自体では人の興味をひかないもの(機械の廃材とかスプレー缶、ホワイトボードなど)にテクノロジーを加えること、またはテクノロジーを通して表現することで面白い、魅力的なものに変化させてしまうところだということが分かった。他にもデータや情報の視覚化のヒントが詰まっている。あ、こんなことやっていいんだ、っていう。単にスタイリッシュなだけじゃなくてちゃんと背景や思想がありつつ、理屈抜きに見てもかっこいい、ってのが最高にかっこいい。

卓球のラリーの軌跡をグラフィックにしてたやつも面白かったな。pathとかpixelの濃淡で表したりとか。新聞で暴力的な話題を扱っている記事を赤く塗ったものも分かり易くメッセージ性を感じる。

infomation aestheticsってサイトがすげー好きなんだけど、そういう感じ。

jamesのdesign workshopでも日常的にあるものから色やグリッドを見つけて作品にするって課題をしたけど、当時はよくわかってなかったな。豆腐を切って、重みでできたずれをグリッドに使った人がいたんだけど、例えばそのグリッドで豆腐の本を作れば、たとえ文字組が変だったり、一般的なデザインでは「やってはいけないこと」だったりしてもそれ以外の大切なフィーリングが伝わることもある。ということ。it is messy, but works.

金曜日, 3月 09, 2007

candy:stuff for people like you

candy:stuff for people like you
relaxが休刊し、ヤンキーかおたくカルチャーしかない今、こういうのがあると救われます。回を重ねる毎に巨大化してるonlie magazine。いつかcontributeしたい。

水曜日, 3月 07, 2007

bang book

pdの本が出てた。表紙が結構かっこいい。白が良かった気もするけど何かしら意図があるのだろう。多分。pdfが無料でダウンロードできる辺りが素晴らしい。内容は単なるhowtoではなくopen source communityがどうとか文化的な話題から物理モデルの基礎、プログラミングで音楽(楽器)を作るとは、てな感じの研究的なコラムが中心で、それぞれのコラムの後にちょこっとpdのプログラミングの仕方が書いてある程度。computer music journalとかに近い。論文には役立つかしら。

初心者がpdとdspの勉強するなら開発者のmiller pucketteが書いてるドキュメントの方がいいかも。

pdのドキュメンテーション
Pd Documentation

dspの話題をpdのexampleで
The Theory and Technique of Electronic Music

木曜日, 3月 01, 2007

built with processing

日本語でprocessingの本が出る。著者はtakachinこと前川峻志さん田中孝太郎さん。takachinとは一瞬だけ予備校の直前講習で一緒だった。受験終わった後の電車でしゃべったこととか、内容覚えてないけど、すげー懐かしい。ゴリゴリ仕事もしてるみたいで、勝手に刺激受けてます。めちゃくちゃ売れて欲しい。

Built with Processing —デザイン/アートのためのプログラミング入門

火曜日, 2月 13, 2007

20070212

まとめて。

10日
朝から大阪に行く予定が寝過ごして結局出発は14時。大阪駅着いたら人が多い。四ツ橋線西梅田駅から肥後橋駅に行きたいのだがなかなか見つからず。世間は3連休の初日。駅の構内で高校の同級生らしき女子とすれ違う。確信が持てなかったのと丁度次の日が高校の同窓会なので来ることを見越して明日話せばいいと思って特に行動は起こさず。

やっとの思いで四ツ橋線西梅田駅を発見。そこからは一瞬で目的のAD&Aギャラリーに到着。kathyの個展。そしてオーナーはiamasの卒業生。

展示はアンケートの答えを品詞分解し、各品詞を改造したキーボードの鍵盤にアサインして自動演奏するインスタレーション作品。僕がiamas入学した当時から見てきた作品だけに感慨深い。昔は答えをパフォーマーが読み上げてて、実はbgmがアンケートの答えを反映して変わってますというくらいでわかりにくかったのだが、どんどん洗練されてきて手法とコンセプトが一体化してきている。配線の隠し方とかキーボード、モニタの汚れ、質問用モニタの向きとか細かい点で気になったところはあるけど作品はやっぱり面白い。本人のキャラも好きなので是非売れて欲しい。

ギャラリー周辺はステレオタイプな大阪のイメージからはかけ離れていて小綺麗。いい感じのちいさな店が沢山。18時まで適当に時間をつぶし、吉岡先生と高嶺さんのパフォーマンス。

ライブはインスタ作品と同様のアルゴリズムを使用し、吉岡と高嶺のチャットがリアルタイムで音に変換されるのだが、二人は別にアルゴリズムを理解した上で文章を書く訳でもなく、ただ好きなように話し続ける。意識が話を追ったり音を追ったりして分裂するのだが僕にはそれが気持ちよかった。

終わってパーティ。ワインで乾杯。一杯で酔う。
その後大阪駅へ戻り途中sofmapでixi digital 600を購入。同窓会に備える。

たこ焼きを食べた後、電車。彦根で降りる。

11日
高校の同窓会。ホテルのホールを借り切っての盛大なパーティ。150人くらい集まった。サッカー部のメンバーはたまに会ってるけど、それ以外は6年振り。そしてそう言えば昨日の女子はいない。くじ引きで決まった席についたら全然知らない人に囲まれてしどろもどろ。辛うじて元サッカー部で今は地元で中学の教師をしているMがいたので助かった。

会場をうろうろして東京時代の朋友Sと話したり先生に挨拶したりした後、プロダクトデザイナーになったTと業界のこと、興味のあることなどを話す。彼は当時からおしゃれっ子だったのできっとこれから素敵なものを作ってくれることだろう。

2時間なのであっと言う間に終わって2次会へ。元バンドメンバーのUと一緒に駅へと向かうバスに乗る。Uはalva.notoのライブを知らずに行って衝撃を受けたらしい。で、次の日ラップトップを持って軽音楽サークルでブチブチ言わしてたら理解されなかったらしい。

2次会では座敷に入れずUとUの中学からの同級生Nとテーブル席へ。高校時代Nとはほとんど話さなかったが、今は大学院で建築デザイン(アトリエワンの貝塚さんとかがいるとこだって)を勉強しているらしくなんだかんだで話が合う。周りは目が腐る耳が腐る脳が腐るといったような状態だが実はそれもちょっと羨ましい。とか思ってたら2人ほど女子が来て華やかな雰囲気に。特に面白いことも言えず終了。0時前に駅から歩いて実家まで。ipod絶妙な選曲。

12日
午前中はだらだらして午後から大垣へ向け徒歩で駅へ。風は冷たいが暖かい。ipodはまたも絶妙な選曲。琵琶湖沿いにできた大型ショッピングモールにスターバックスがあるので早速行く。と高校の元サッカー部の友達に会う。昨日は来てなかったので色々話したかったが別の人と待ち合わせていたようなのでさっさと帰る。駅前の本屋でスープのレシピ本を購入。隣で可愛い女子がチョコレート作りの本を読んでた。いいね!

電車の中ではipod充電切れで読書。マリーシェーファーの世界の調律。絶版だったあれが文庫で再販。必読マストバイです。音楽、建築、環境、文学、哲学など領域横断的な学問分野だし、きっと新しい世界の見方/聴き方ができるはず。毎度ながら米原ー大垣間は景色が最高だ。大垣へ向かう時は進行方向左側にいるのがいいと思う。

寮に着いて軽く横になって洗濯機を回す。メールによればカネジュンが帰って来たらしくお帰り会が中華料理屋で開かれるそうだ。ラボで作業してたメンバーに迎えに来てもらって合流。たらふく食べてラボ作業。制作の悩みはカネジュンが解決してくれそうなので期待大。

amsoundがプログラム的には完成に近づいて来た。pysndobjで音が鳴って感動して朝。

日曜日, 2月 04, 2007

creative code

processingの本が出るみたい。
Processing:Creative Coding and Computational Art

p5のc++版みたいなopenframeworksも気になるところ。

水曜日, 1月 17, 2007

handmade electronic music

handmade electronic music
片付けしてたら目に付いて、読んだら悩んでたことが一気に解決した。超基本。電池とみの虫クリップとスピーカーで実は結構遊べる。音楽の聴き方/聴かれ方ってもっと色々あっていいんじゃないかというのはずっと思っている。インタラクティブな音楽とか、音だけのゲームってのは一般化しないのかな。何かそういうプラットフォームみたいなものを作ってジャンルを作り上げてしまえばいいような気もするのだけど。音だけのゲームって目が悪くならないし寝ながらとか目を閉じた状態とかで遊べて可能性あると思う。

金曜日, 1月 12, 2007

designing interactions

designing interactions
必読マストバイ。jamesが関わったsonyの携帯電話のプロジェクトも紹介されてる。block jamもあるな。英語だから読むの大変なんだけど今こそ読むべき。そしてあと一年の学生生活を超有意義にすべき。

冒頭でlanguages of interaction designというのがあって、カテゴリーを1-d,2-d,3-d,4-dに分けてる。1-dは詩や言葉、2-dはアイコンやタイポグラフィー、3-dはハンドルがついていれば人はそこをつかむ、とかプロダクトデザインなどにおける彫刻的な形態。4-dが音や映像、アニメーション。例としてAppleコンピュータで使用された、フォルダのデータサイズによって移動したときの音が変わる、というsoundfinderが紹介されてる。

iamasの授業で参加してるadvanced media schoolプロジェクトの場合は空間をpersonal, public, village, ad hoc、情報のコンテンツの解像度をknow, view, touch, manipulateっていう風に分けて考えてる。

いずれにせよ領域横断的で幅広い内容を取り扱わなくてはならない。最近やっとiamasみたいな場所が必要な意味が理解できた気がする。原始的な生活をテレビかなんかで観て、「あんな生活よくできるよなー」みたいに考えてる人は自分もまた誰かにそう思われてると思った方がいいかな。今のままで十分と思ったらそこで止まる。別に悪いことではないんだけど。