水曜日, 11月 22, 2006

20061122

ショーケンの制作ヘルプで本日夕方から27日くらいまでロケに出かけます。行き先未定!以前の大垣城公園であれだったので、多分今回は言葉では言い表せないものになるでしょう。だから写真で伝えますflickrのアカウントとって、携帯からアップするようにしました。本当はこっちも更新されるようにしたかったんだけど、labelの関係上flickrだけにしました。Blogger mobileでできれば一番なんだけど...。

とりあえず、たまにflickrの方を覗いてもらえると楽しいと思います。写真がお土産じゃなくて、実況だから。にしても、旅の準備がflickrの設定とか、iPodのプレイリスト作成とか、重要そうなメールは携帯に転送するようにとかって時代も変わりましたね。荷造り終わってません。買ったばっかのDJ-2.20が大活躍の予感...。

>flickr: photos from hayashi_yosuke

processing beta with eclipse

eclipseでprocessingを使ってみた。何となくXcodeより体にフィットするので最近始めたC/C++もeclipse使うことにした。フォーラムの内容に沿いつつ自分の環境(Mac OS10.4.8, Eclipse 3.1.2, Processing 0121 Beta)でテスト。

Packege ExplorerでNew ProjectしてProject nameを適当にHelloP5とかつけてNext>。LibrariesタブをクリックしてAdd External JARs...クリック。Processing 0121フォルダにlibってフォルダがあって、その中のcore.jarを選択してfinish。New source foulderで名前をsrcにしとく。

New Classでクラス作って、import processing.core.*;と打ち込む。
processing. まで打ったらprocessing.core.*;ってのをサジェストしてくれる。多分当たり前なんだろうけど、こういう経験が浅い僕はちょっと感動。
public class HelloP5{
}
ってコードが既に作られてるはずなんで、そいつにextends PAppletと加える。あとはHelloP5クラス内に普段processingで書くみたいにsetup()メソッド、draw()メソッドを追加してRunメニューからRun As > Java Appletで動くはず。

コードアシストなどデバッグのこと考えるとすげーいいと思う。eclipseを使いこなす練習にもなるのかも。(ちなみに以下のコードではserialVersionUIDが宣言されてないとかそんな警告が出ます。)

import processing.core.*;

public class HelloP5 extends PApplet {
int i=0;

public void setup() {
size(200, 200);
stroke(255);
frameRate(30);
}

public void draw() {
background(51);
i++;
if(i > height) {
i = 0;
}

line(0, i, width, i);
}
}

木曜日, 11月 16, 2006

20061115

特別研究期間ということで教授と面談して年次制作、修士制作についての意見を伺う。chaserで書いていたように、複数のモジュールを空間内に配置することで音と映像をつくることにしようと考えている。少し前には担当教官の前林さんとアートとエンターテイメントのどちらに落とし込むかについての議論をした。

本日は三輪さん前田さん。二人ともスタジオ2でタイムベースドメディアの教授(ちなみに僕は最初スタジオ2に所属してました)で三輪さんが音で前田さんが映像。アカデミーの頃からお世話になっていたので話は通じやすい。前田さんとは12日のAOKI Takamasaさんのライブに連れていってもらったり。

3日のライブで使用したmaxパッチを動かしながら説明。僕のイメージとしては、仮想空間内でそれぞれモジュールが動いていて、音が鳴っていて、リスナーが空間内を動いてそれを聴いたり、録音したりすることで自動的に音楽ができあがる、というようなもの。さらにネット上で複数人が参加して空間を編集できるとか何とかも言っていて、全然整理できてなかったのだけど、三輪さんが現代音楽、電子音楽の文脈でプレゼンテーションを行う場合のモデルを提示してくれてとてもクリアになった。曰くモジュールから発生する音の動きの重ね合わせで音響を作り、「アンチコンポジション」的な態度でメディアに落とし込んだものを作品とする。と。非常に三輪さんらしい意見。アルゴリズムを作曲でなく音響、音色に利用すること、そしてそのアルゴリズムが映像付きで独自に設定されていることが可能性として面白がってもらえたようだ。音と映像の「動き」にフォーカスしてみるのはいい切り口かもしれない。前田さんも音と映像の対応関係、そして数あるジェネレータ系のものよりかなりバリエーションが作れるところに注目してくれた。ycamの時に実現したかった成長の要素を組み込んでもいいのかもしれない。

共通して質問されたのはやはり落とし所、これはアートなのかエンターテイメントなのか。インタラクションを楽しみたいのか、聴いたことない音を鳴らしたいのか。

で、やっぱり僕は聴いたことない音が鳴らしたい。

火曜日, 11月 07, 2006

phase vocoder tutorial

cycling '74のサイトにphase vocoderのtutorialが上がってます。 4.6以降ってなってますが、僕の環境はexternalの読み込みでエラーが出るので、まだ4.5.7使ってます。(sc3も変なエラーでサーバ立ち上げるとウィンドウに文字が表示されなくなったりで困ってます...)

4.5.7で開いてみたらuziオブジェクトのエラーが出るだけだし、他に特別なこともしてそうにないのでp hanning windowの中を少し書き換えてみます。4.6からuziが引数を2つとれるようになってて、2つめの引数からindexがカウントされます。このパッチでは0になってるので、4.5環境では単純にuzi 1024として第3アウトレットからの出力に- 1をつけてあげれば同じ挙動になるはずです。

jitter recipesとか役に立つコンテンツが沢山あっていいなぁ。2061:Maxオデッセイの次は是非。

日曜日, 11月 05, 2006

20061105

blogを開設するにあたって、制作に必要なものだけにしようと思ったけど、意外と日常生活から浮かぶテーマは多いしプログラムばっかやってるつまんない奴と思われたくないので、日記もつけることにする。labelでフィルタリングもできるし。

11/4
朝10時。ショーケンの手伝いで大垣城公園にて撮影作業。予定より1時間遅れで恐ろしい量の荷物と徹夜でボロボロになったショーケン登場。

休日、家族連れやカップルでポカポカ陽気で、「平和だねぇ」とか思っていたが耳を澄ませてディティールを探っていくとそうでもない。

キャッチボールで子供をしごく親父。
フリスビーがうまくできない母を罵る子供。
まだ小さい子供を「拾ってこいよ!ボケー!」とか大声でどなる母親。
競輪新聞読みながら賭け将棋やってる老人集団。

昼過ぎに前日一緒にライブをしたmimiZのトビ、梅ちゃんと合流。撮影用のブースを組み立て、梅ちゃんは撮影の協力者をキャッチするために奔走。僕とトビは撮影システムに使ってるMaxパッチをいじりつつキャッチボールをして遊ぶ。いつの間にかガキが遊びに来てなんだかんだ作業の邪魔したりそれなりに和やかな雰囲気にしてくれたり。
小学4年生に「ポキ(僕のニックネーム)!」とか「おっさん」とか呼ばれる。

夕方からブース前で鍋を始める。キムチ鍋。
ブースを片付けるのが面倒なのでショーケンはこのまま泊まると言い張る。流れで僕も泊まらないと負けみたいな雰囲気に。家まで10分なんだけど。

夜には動画まわりの宇田さんペーターさん、そして桜木君も合流。

22時頃に一旦家に戻って防寒対策とプロジェクト発表の資料作りとこまごましたメールを送って再び大垣城公園。

23時頃に鍋は解散。トビ梅にテントを借りてブースの前に設置。賭け将棋の老人集団(まだやってる)を警察が注意しにくる。僕らは何故かスルー。

0時頃就寝。間もなく不倫カップルらしき二人が大喧嘩。
「私は独身!あんたは子供がおる!」
女の声が響き渡る。テントの中だと音しか聴こえないので 非常に想像が膨らむ。他にもたまにラジオ付けっぱなしの人がテントの側を通ったりするのでびびる。

11/5
6時半頃起床。極寒。

ウォーミングアップがてら機材のセットアップ。精神を統一するかのように配線を綺麗に行い、丁寧な仕事で撮影に臨む。

9時頃に立て続けに2人撮影成功。おばさんをその気にさせる術を覚えた。犬を散歩させてる若い女性がいるので自分も犬を飼いたくなる。犬同士をコンタクトさせれば自然と人間同士のコミュニケーションも始まるはずだ。
ショーケン曰くそんなことに利用される犬にしてみれば「迷惑だワン」。

10時過ぎに五十嵐到着。ついでに昨日のガキも到着。
で、僕は一時帰宅。

少し作業した後気付いたら寝てしまっていて、15時頃学校へ。プロジェクトの発表のための資料を整えつつ情報交換。その後プレゼン映像用のナレーション録り。前回と話す速度が違うもののタイムストレッチで誤摩化して終了。もうちょっとprotoolsを使いこなせるようになりたい。

18時半から大垣城公園でショーケン撤収作業。五十嵐効果で40人位の撮影に成功したらしい。将棋老人グループのリーダー格に気に入られ、沢山連れて来てもらえたようだ。何か現代人間社会の根底に未だ流れてるワイルドさみたいのを感じた。編集室にて収録映像の確認。見た目シンプルだけど構造的にはかなりねじれた作品なので詳細は省くけどかなり面白い。いい作品になりそうです。

夜御飯は五十嵐とともに焼き肉を御馳走になる。

こういう予期せぬ事態を引き寄せたり、日常を捉え直させてくれる力がアート及びアーティストにはあって、今の僕の興味はそこにしかない。普通のことを積み重ねていって、気付いたらすごい飛躍、というのが理想的なんだけど、今回はまさにその通りだった。

水曜日, 11月 01, 2006

chaser

max/mspのパッチでちまちま作ってたものが結構増えてきたので公開します。lcd内でマウスをドラッグすると、動きを記録して繰り返し再生します。こういうモジュールを沢山集めてつないで全体を作るようなプラットフォームを設計したいと考えています。使い方は君次第。
適当にtextファイルにコピーペーストして保存した後、max/mspで開いて下さい。コピーしてクリップボードに入ってる状態でmaxパッチャーにそのままペーストしてもいけます。

max v2;
#N vpatcher 10 59 509 569;
#P button 216 308 15 0;
#P window setfont "Sans Serif" 9.;
#P window linecount 1;
#P newex 146 412 46 196617 t l clear;
#P message 250 236 29 196617 stop;
#P newex 176 360 27 196617 - 4;
#P newex 146 360 27 196617 - 4;
#P newex 146 438 94 196617 prepend frameoval;
#P newex 146 387 54 196617 pack i i i i;
#P newex 204 236 30 196617 t b b;
#P newex 182 262 35 196617 timer;
#P newex 262 214 31 196617 == 0;
#P newex 182 285 58 196617 metro 500;
#P message 182 308 29 196617 play;
#P newex 216 214 44 196617 togedge;
#P newex 146 189 40 196617 unpack;
#P message 224 262 40 196617 record;
#P newex 224 189 31 196617 == 1;
#P user lcd 146 50 128 128 1 1 0 0 0;
#P newex 131 334 40 196617 mtr 2;
#P newex 235 360 27 196617 + 4;
#P newex 205 360 27 196617 + 4;
#P window linecount 3;
#P comment 277 50 100 196617 chaser yosuke hayashi 2006.11.1;
#P connect 6 0 3 0;
#P connect 9 0 3 0;
#P connect 18 0 3 0;
#P connect 19 1 4 0;
#P connect 15 0 4 0;
#P connect 4 0 7 0;
#P connect 7 0 3 1;
#P connect 3 1 16 0;
#P connect 16 0 14 0;
#P connect 14 0 19 0;
#P connect 19 0 15 0;
#P connect 17 0 14 1;
#P connect 7 1 3 2;
#P connect 1 0 14 2;
#P connect 3 2 17 0;
#P connect 13 0 12 0;
#P connect 11 0 10 0;
#P connect 10 0 9 0;
#P connect 2 0 14 3;
#P connect 8 0 13 0;
#P connect 3 1 1 0;
#P connect 8 1 12 1;
#P connect 5 0 8 0;
#P connect 10 0 20 0;
#P connect 4 2 5 0;
#P connect 13 1 6 0;
#P connect 12 0 10 1;
#P connect 3 2 2 0;
#P connect 8 1 18 0;
#P connect 4 2 11 0;
#P pop;