木曜日, 10月 02, 2014

livedoorReaderが終了するらしいのでFastladderを入れた

(2015/02/08に動作手順を更新しています)

残念ながらlivedoorReaderが12/25で終了となってしまった。livedoorReaderがいかに素晴らしかったかはこちらの記事に詳しいが、それまで厳選したフィードを読んで満足していた自分に「不必要なくらい沢山のフィードを登録してみる」という真逆の体験を可能にし、世界を広げてくれたツールとして、思い出深いサービスだった。当時ユーザーインターフェースについて論文を書いたりしていたが、レスポンスの速さが使い勝手や発想を大きく変えてくれることもあるのだなあと衝撃を受けた。同時期にTumblrのカスタマイズなど、スクリプトでの拡張が盛んに行われていたのもプログラミングやエンジニア文化に興味を持つきっかけとなった(後で知ったことだがlivedoorReaderの大半のユーザーはあの便利なキーボードショートカットではなくマウスを使っていたとのこと)。

近年ではソーシャルグラフや人工知能、キュレーションメディアのおかげで大抵のニュースはカバーできるようになってはいる。しかしどうしてもそこからこぼれ落ちるものはあり、さらにそのこぼれ落ちるものこそを見たいというのがインターネットを使う理由だったりするので、やはりRSSリーダーは使おうと思い、以前UIの調査用に作っておいたFeedlyにデータをimportしようとした。が、エラーが出てスムーズに移行出来そうになかったのでオープンソースのFastladderを使ってみることにした。

公式サイトでホストされているものはRubyのバージョンが古かったりしてあんまり動かしたくない感じだったので、githubにforkされているものにした。
https://github.com/fastladder/fastladder

まず、config/database.ymlを作る必要がある。これはconfig/database.yml.mysqlかconfig/database.yml.sqlite3のいずれかをコピーしてconfig/database.ymlにすればよい。僕はsqlite3にした。

cp config/database.yml.sqlite3 config/database.yml

それからBundlerで依存するgemをインストールする。

bundle install

データベースを作成してマイグレートする。

bundle exec rake db:create db:migrate

セットアップファイルを作成する。

bundle exec rake setup

クローラーとWebを起動する。

foreman start

localhost:5000にアクセスし、アカウントを作成。SettingsからImportをクリックしてOPMLをアップロードすればlivedoorReaderで購読していたフィードを移行できる。

livedoorReaderの開発者の皆様、長い間ありがとうございました。Live Dwango Readerの開発者の皆様、よろしくお願いします。

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