4日徹夜して作り上げたopen studio。GanguプロジェクトとAMSプロジェクトの共同成果発表。プロトタイプの展示になるので、両方とも完成作品として見せられる状態ではないのが残念だが、会場デザインやプロジェクトの雰囲気などで楽しんでもらえればと思う。
jamesに言われたのは、とにかくクオリティの低さ。コンセプトとかやろうとしてることはすごくいいんだから頑張れと。で、確かにそれは言う通りで、僕自身「プロトタイプだからこんなもんでいいや」という意識があってしまったのは事実。もっとわがままに質問したり、業者に発注したり、すればよかったとこはいっぱいあった。何より早い段階で決めてしまわないと全然仕事が進まないことを痛感したので、それは今後の制作に活きてくると思う。あと一年あることに感謝。
展覧会という形態の限界というか、作品が一番活きるプレゼンテーションって何だろうと思った。amsoundは共同作業するスペースでのメッセージのやりとりを行うものなので、今回の展示では僕のイメージがほとんど伝えられない。
あと、AMSプロジェクトで考えている「あいまいな情報の伝達」「空間と情報の関係」に関してほとんど理解がされてないと思った。amsoundにしても電話でいいじゃんとか、直接話せばいいじゃんというような意見が出がちで、それはそうなんだけど、メッセージの内容さえ伝わればいいと考えてるんじゃなくて、その伝え方。メッセージは「何を伝えるか」も重要だけど、「どう伝えるか」も重要だと思っていて、携帯メールがよかったり、手紙がよかったり、メディアを選ぶことにもその人の見えないメッセージみたいなものが存在してるのは確かで、そういうものを嫌味にならない程度に反映させたいと思ってるし、メディアを作り出すことで人と人とのやり取りが変わることも面白いと思ってる。
とにかく今は情報が多過ぎて、しかもそいつらを処理するためには常にパソコンのモニタを見てなきゃならなくて、もっと色んな形で人とコンピュータがインタラクションを起こせるようにできればと思う。一部のギークだけじゃなくて、工夫次第で。
毎回展覧会とかライブとかする度にやめようかと思うくらいへこむんだけど、やっぱこのままでは終われないと思う。
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