金曜日, 7月 27, 2007

brainf*cksp

bfsp

brainf*ckをp5に移し替えて、tex/tspと混ぜ合わせてちょっと改変。現在オシレータのみ実装。ロジックの部分はbrainf*ckそのまま。while文にあたる[]を()に変えた。+-でポインタ内の数値を上げ下げして、オシレータにはその数値を渡す。ここが迷ってるなぁって感じ。[]でループを作る場合は強制的に矩形波を鳴らしてしまう、という設計にしてもいい気がする。

書き方は
> ポインタを1進める
< ポインタを1戻す
+ ポインタの指す要素の値を1増やす(インクリメント)
- ポインタの指す要素の値を1減らす(デクリメント)
. ポインタの指す要素の値を外に出力、音を鳴らす
( ポインタの指す要素の値が0であれば対応する次の)までジャンプ
) ポインタの指す要素の値が0でなければ対応する前の(までジャンプ
~ サイン波を生成
/ ノコギリ波を生成
^ 三角波を生成
[ または ] 矩形波を生成

440Hzのサイン波を鳴らすには
++++++++++++++++++++++(>++++++++++++++++++++<-)>~.
とすればいい。簡単に説明すると(の前の+の数だけ()の中を繰り返している。
以下、詳しい説明(本当に自分がわかってるか確認用)。

ソースコードのmがポインタ、mpがポインタの要素の値。初期値は0。

左から右に処理が流れる。
m[0]の要素の値mpがどんどん+で増やされていく。
+は22個なのでm[0]=22。
(にぶつかる。m[0]の要素の値は22で0ではないので、そのまま進む。
>でポインタをインクリメントしm[1]にする。以後の+はm[1]の要素の値に対して行われる。初期値は0。
+が20個。m[1]=20になったところで
<でポインタを1戻してm[0]に。
-でm[0]の数値をデクリメント。
m[0]=21
)にぶつかる。m[0]=21で0でないので(に戻る。
>でポインタがm[1]になる。
+が20個。m[1]=40になるまでインクリメント。
<でまたポインタがm[0]に戻る。
-でm[0]の数値をデクリメント。
m[0]=20
という感じで、20足すループを22回繰り返す。m[0]=0の時は)を通り抜ける。
<でポインタをm[1]にし、その数値440を~に渡してあげて、.で出力すれば440Hzのサイン波が鳴る。ついでにクという字もコンソールに出力される。

適当なエディタに上記のコードを書いて保存(拡張子はbとかtxtとか)し、processingのコードを実行してみて下さい。ウィンドウが出るので、クリックして、ファイルを選びます。
うまくいけば実行されます。元々のbrainf*ckは,でコンソールからの入力とかもとれるのですが、processingではちょっと面倒だったので実装してません。eclipseとかで動かしてれば別ですが。

音を鳴らすにはminimライブラリが必要です。
Code Log » Minim

brainf*ck参考リンク。
彼のInterpreterをほぼそのまま使ってます。
UMMO Letters » The Java Brainfuck Compiler
brainf*ckのコーディングについて参考にしたページ。
Brainf*ck
Brainfuck - Wikipedia, the free encyclopedia

もうちょっと使いながら何ができるか考えていこう...。
こういうのも面白いかもしれない。
西尾泰和のブログ: GRINEditを使ってソースコードの可視化


インタプリタ部分のライセンスです。僕のとこに関してはpublic domainで。
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